鋭意制作中!eラーニング教材

現在、日本データパシフィックでは、来年度に向けて新コンテンツを制作しております。

    学生生活/モラル/倫理系
  • INFOSS情報倫理2022年度版
  • 学生生活のモラルと規範2022年度版

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  • TAC ITパスポート試験過去問題集 2022年度版
  • TAC 基本情報技術者試験午前過去問題集 2022年度版
  • ITパスポート試験学習教材

  • 教職員向け
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  • インフォメーション・スキル入門コース

  • 医学・医療系
  • 一次救命処置とAEDの基礎知識(ガイドライン2020対応)

※こちらに掲載した教材につきましては、都合により開発中止となる可能性もございます。

自分でLMSの環境を作ってみよう! 3.必要なソフトウェアのインストール編

下記の手順に沿ってLMSの環境の作り方を説明するよ!
今回は3番目の必要なソフトウェアのインストールだよ~。

  1. コンピュータの準備
  2. OSのインストール
  3. 必要なソフトウェアのインストール
  4. LMSのインストール
  5. LMSの起動と動作確認

 LMSについては事前知識編で詳しく紹介しています。

必要なソフトウェアのインストール

コンピュータをCUIで操作するための基礎知識

 前回インストールしたDebianは、Windowsなどと異なりCUIで操作するコンピュータです。GUIとは使い勝手が異なるため、まずはCUIでの操作に必要な、コマンド、ディレクトリとパス、ファイルのアクセス権の3つを説明します。

コマンドとは

 CUIのコンピュータは、キーボードから文字を入力することで操作します。この時入力する文字をコマンドと呼びます。コマンドには半角スペースで区切ってオプションや引数をつけることができます。オプションはコマンドの動作を変化させるもので、引数はコマンドの処理の対象になるものです。

 下記のコマンドを見てみましょう。
 「rm」はファイルを削除するコマンドです。「-i」がオプション、「ファイル名」が引数です。「-i」は削除時に確認するオプションです。オプションを省略して「rm ファイル名」を実行したときと動作を比較してみましょう。

rm -i ファイル名

 図 [1] の「ls」はディレクトリ(Windowsでいうフォルダのこと)の内容を表示するコマンドです。はじめにディレクトリ内にあった「test」というファイルが、「rm test」とコマンドを入力した後に消えたことが確認できます。

[1]

 「rm -i test」を入力すると「rm: remove regular file ‘test’?」とメッセージが表示されます。「yes(yでも可)」と入力してEnterキーを押すとファイルが削除されます。

[2]

 このように、オプションをつけるとコマンドの動作が変わります。
 なお、コマンドに「–help」「-h」などのオプション(コマンドによって異なります)をつけると、そのコマンドの説明が見られます。使い方が分からなくなった場合は確認してみましょう。
 また、コマンドの入力中に「Tab」キーを押すと、入力内容が予測され自動で続きが入力されます。
 方向キーの上を押すと、入力したコマンドを遡ることができます。同じコマンドを繰り返し使いたい時は遡ってみましょう。戻る時は方向キーの下を押します。

 以下はよく使うコマンドの一例です。使い方は実際に使う場面で詳しく説明しますので、ここではこんなものがあるくらいに覚えておきましょう。

コマンド ()内は省略可動作
ls (オプション) (ディレクトリ名)ディレクトリの内容を表示
mkdir (オプション) ディレクトリ名ディレクトリを作成
rmdir (オプション) ディレクトリ名ディレクトリを削除
cd 移動先のパス移動先のパスで示されたディレクトリへ移動
cp (オプション)コピー元 コピー先ファイルのコピー
rm (オプション) ファイル名ファイルの削除
mv (オプション)移動元 移動先ファイルの移動
chmod (オプション) アクセス権 ファイル名ファイルのアクセス権を変更
chown (オプション) 所有者名 (グループ名) ファイル名ファイルの所有者を変更

 ソフトウェアの管理は「apt」というコマンドを使います。OSのインストール時に設定したアーカイブサーバから、ソフトウェアのパッケージ(ソフトウェアの動作に必要なファイル、説明書などをひとまとめにしたもの)をインストールしたり、削除したりすることができます。
 aptにはいろんなオプションがありますが、ひとまず下記のものを覚えておきましょう。

コマンド動作
apt install パッケージ名パッケージをインストール
apt upgradeパッケージを更新
apt updateパッケージリストを更新
apt remove パッケージ名パッケージを削除

ディレクトリとパス

 CUIのDebianでは、Windowsなどのように視覚的にディレクトリをクリックして移動することができません。代わりに使うのが「cd」コマンドとパスです。ディレクトリの構造を理解し、パスがイメージできるようにしましょう。

ディレクトリの構造

 Debianではファイルやディレクトリを階層構造で管理しています。

  • ルートディレクトリ一番上の階層のディレクトリのこと。
  • カレントディレクトリ今見ているディレクトリのこと。図[3]ではディレクトリ2。
  • ホームディレクトリ:ユーザ毎に割り当てられたディレクトリのこと。
  • 親ディレクトリ:カレントディレクトリから見て、すぐ上の階層のディレクトリのこと。図[3]ではディレクトリ2がカレントディレクトリなので、親ディレクトリはルートディレクトリ。
  • サブディレクトリ:あるディレクトリの下に位置するディレクリのこと。図[3]のルートディレクトリのサブディレクトリといった場合はディレクトリ1~3のことで、ディレクトリ2のサブディレクトリといった場合はディレクトリ3のこと。
[3]
パス

 パスとは、あるディレクトリやファイルなどを示す住所のようなものです。「/」でディレクトリ名やファイル名などを区切って表します。たとえば「user」ディレクトリの下の「dir1」ディレクトリのパスは「user/dir1」です。
 パスには絶対パスと相対パスの2つがあります。

  • 絶対パスルートディレクトリから見た、あるディレクトリやファイルまでの道筋のこと。
  • 相対パスカレントディレクトリから見た、あるディレクトリやファイルまでの道筋のこと。

 また、一部のディレクトリは下記のように特殊な表し方をします。

  • ルートディレクトリ:「/」(「/」の左に何も書かない)
  • カレントディレクトリ:「.」
  • 親ディレクトリ:「..」

 図[3]でディレクトリ1の絶対パスと相対パスは次のようになります。
絶対パス:/ディレクトリ1
相対パス:../ディレクトリ1
 絶対パスは単純にルートディレクトリの下のディレクトリ1です。
 相対パスはカレントディレクトリであるディレクトリ2から見た道筋なので、親ディレクトリ「..」の下のディレクトリ1という意味で、「../ディレクトリ1」です。

 ディレクトリ3の絶対パスと相対パスも見てみましょう。
絶対パス:/ディレクトリ2/ディレクトリ3
相対パス:./ディレクトリ3
 絶対パスはルートディレクトリの下のディレクトリ2の下のディレクトリ3となります。
 相対パスはカレントディレクトリ「.」の下のディレクトリ3という意味で、「./ディレクトリ3」です。
 カレントディレクトリは省略することもできるので、単純に「ディレクトリ3」とすることもできます。ただし、「.」だけを省略して「/ディレクトリ3」とするとルートディレクトリの下のディレクトリ3という意味になってしまうので、注意しましょう。

ファイルのアクセス権

 ファイルにはアクセス権というものがあります。ファイルが誰でも自由に操作できる状態だと、システムの動作に関わる重要な設定を誤って変更してしまったり、他のユーザのファイルを誤って変更してしまったりというようなトラブルが起こります。これを避けるため、誰にどんな操作を許可するかを決めたものがファイルのアクセス権です。
 ファイルの操作をできる人は次の3種類に分けられます。

  • 所有者:そのファイルの所有者であるユーザのこと
  • グループ:そのファイルを所有するグループに属するユーザ達のこと
  • その他:所有者、グループ以外のユーザ

 ファイルに対して次の3つの操作があります。

  • 読み取り:ファイルを読む(閲覧)すること
  • 書き込み:ファイルに書き込む(変更を加える)こと
  • 実行:ファイルを実行すること

 それぞれのファイルには、ファイルを操作できる人が、どの権限を持つのかが設定されています。
 「ls」コマンドに「-l」というオプションをつけると、ディレクトリの内容を詳しく表示できます。

[4]

 一番下の行に注目します。「rw-r–r–」がアクセス権、左側の「root」が所有者、右側の「root」がファイルを所有するグループです(分かりにくいですが、左側の「root」はユーザ名、右側の「root」はグループ名です。「root」は「root」というグループに属するユーザです)。一番右に表示されている「test」がファイル名です。
 アクセス権を見てみましょう。「rw」や「r」という文字が並んでいます。この「r」は読み取り権限のことです。「w」は書き込み権限、「x」は実行権限のことです。「x」がないので、このファイルに対し、実行権限を持つユーザはいません。
 一番左の「rw-」までが所有者の権限、次の「r–」が所有するグループの権限、最後の「r–」が第三者の権限です。読み取り、書き込み、実行の権限の有無を3文字で表していて、権限があれば「r」「w」などと表示され、なければ「-」と表示されます。このファイルは所有者である「root」のみ読み取りと書き込みが可能で、それ以外は読み取りしかできない、ということが分かります。

[5]

サーバに必要なソフトウェア

 事前知識編で説明したように、コンピュータをサーバとして使うにはいくつか必要なソフトウェアがあります。webサーバ、データベース管理システム、LMSで使用されているプログラミング言語の3つを順番にインストールしていきましょう。

webサーバ

 webサーバをインストールします。ここではApacheをインストールします。パッケージ名は「apache2」なので「apt install apache2」と入力して「Enter」キーを押しましょう。

apt install apache2
[6]

 パッケージリストの読み込み状況や、推奨するパッケージなどが表示され、「Do you want to continue? [Y/n]」と表示されます。「y」と入力して「Enter」キーを押すとインストールがはじまります。この確認メッセージは「apt」コマンドに「-y」というオプションをつけると省略できます。エラーなどが表示されずに、プロンプト(ユーザの入力待ちを表す記号。図の「_」の部分)が表示されればインストール完了です。

[7]

データベース管理システム

 データベース管理システムをインストールします。今回はMoodleの3.11をインストールするので、https://download.moodle.org/releases/latest/を確認します。ここではPostgreSQLをインストールするので、バージョン9.6以降であればいいということを確認したらコマンドを入力しましょう。確認メッセージを省略するため「-y」オプションもつけます。「apt install -y postgresql」まで入力したら、「Tab」キーを押してみます。

 パッケージ名の候補の一覧が表示されます。「postgresql」のあとに「-」で続いている数字はバージョン番号です。バージョン11があるようなので、これをインストールします。キーボードの「q」を押すと、「–More–」と表示された画面を抜けてコマンドの入力に戻れます。「apt install -y postgresql-11」としたら「Enter」キーを押してインストールしましょう。

[8]
apt install -y postgresql-11

 インストールが終わると、postgreSQLを使うためのコマンド「psql」が使えるようになります。「psql –version」と入力して、インストールしたpostgreSQLのバージョンを確認してみます。

psql --version

 バージョン11.12がインストールされていることが確認できました。

[9]

LMSで使用されているプログラミング言語

 Moodle3.11に必要なのはPHPです。https://download.moodle.org/releases/latest/によるとバージョン7.3以降が必要だと分かります。Debianのバージョン10ではデフォルトでphp7.3がインストールできます。

apt install -y php

 インストールが終わったら「php -v」と入力してみましょう。バージョン7.3.27-1がインストールされたことが確認できます。

php -v
[10]

キーワードのおさらい

コマンドCUIでコンピュータに指示を与える文字のこと。オプションや引数をつけることでコマンドの動作に変化をつけられる。
プロンプトCUIでユーザの入力待ちを示す記号。
パッケージソフトウェアの動作に必要なファイル、説明書などをひとまとめにしたもの。
ルートディレクトリ一番上の階層のディレクトリのこと。
カレントディレクトリ今見ているディレクトリのこと。
パスあるディレクトリやファイルまでの道筋を表した、住所のようなもの。絶対パスと相対パスがある。絶対パスはルートディレクトリから見た道筋で、相対パスはカレントディレクトリから見た道筋。
アクセス権あるファイルに対して、誰がどんな操作をできるかを決めたもの。
ファイルの所有者:ファイルの所有者であるユーザのこと。
グループ:ファイルを所持するグループに属するユーザのこと。
その他:所有者、グループ以外のユーザのこと。
読み取り権限:ファイルを読む(閲覧)権限。
書き込み権限:ファイルに書き込む(変更を加える)権限。
実行権限:ファイルを実行できる権限。

これで最低限LMSのサーバとして必要なソフトウェアのインストールが終わったよ。
次はLMSのインストールを説明する予定だよ~。

ぱしふぃっくまからクイズです!「Excel2019編」

ぱしふぃっくま わーい

今回はExcel2019に関するクイズだよ!

ぱしふぃっくま 首傾げ

Excel2019で、セルを選択して「10/15」と入力すると
・セルの表示
・数式バー
には、それぞれどのように表示されるのかな?

「10/15」と表示されると思う?

ぱしふぃっくま ちゃぷちゃぷ

答え
Excelでは、日付を特殊な入力方法で表示できるんだ。

セルに「10/15」のようにスラッシュで月日を区切って入力すると、下の図のように、セルには「10月15日」と表示されるよ。そして数式バーには「2021/10/15」と表示されるんだ。(西暦はコンピュータの内部時計で設定されているんだよ。)

Excelならではの便利な機能だね!

分数を入力する時は下の図を参考にしてね。

ぱしふぃっくま わーい

Excel2019は簡単な集計からデータの特性分析まで幅広く使えるツールだよ!
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ぱしふぃっくまからクイズです!「Word2019編」

ぱしふぃっくま わーい

今回はWord2019に関するクイズだよ!

ぱしふぃっくま 首傾げ

Wordの画面上にあるメニューを「リボン」というんだ。
この「リボン」、編集画面を広く取りたい時、非表示にしたい時もあるんだよね。

どうやったら非表示にできるのかな

ぱしふぃっくま ちゃぷちゃぷ

答え
リボン上でマウスを右クリックすると出てくるメニューから、[リボンを折りたたむ]を選択すると、リボンを折りたたんで編集領域を広くできるよ!(Windowsの場合)

ぱしふぃっくま わーい

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